Artist

作 家

気鋭の画家

高木 公史

Koshi Takagi

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Profile

1959
東京生まれ
1983
東京藝術大学油画科卒業
1984-86
DAAD奨学金留学生としてデュッセルドルフへ留学
1987
東京藝術大学技法材料研究室(佐藤一郎教室)修了
1987-91
クンストアカデミー(デュッセルドルフ)に学ぶ
1989
コンラート・クラペック教授からマイスターシューラー取得
2003
ルクセンブルク サロン・ド・プランタン特賞
2017
永井画廊(銀座)にて個展
2018
日本橋三越本店にて個展
2019
6月27日~10月15日
池田20世紀美術館(静岡)にて個展
現在
無所属、メンヒェングラードバッハ(ドイツ)在住

Digital 高木公史画集

評論家 大島幸治 推薦文(2021年10月)

『生きている絵画』
「……髙木さんの絵は生きています。清々しい空気感があり、モデルになった女性、子供、人物、自然への深い思い、愛情が伝わります。彼らの息遣いが聞こえ、来場者たちの会話にも耳を傾けているように見えてきました。
切れば血が出るような絵が名画だと語った評論家がいましたが、血が出るだけではなく、絵に宿る魂が奪われ、モデルたちのむせび泣く声も聞こえてくるようです。作品のなかで皆さん生き生きとしています。山、湖、草、木にも命が宿っています。まさに存在を描く当代を代表する画家と評してもいいと思います。 ……」
2017年日本での実質デビュー展を開催した折に、初めて刊行した画集に寄せた拙文の一節です。
池田20世紀美術館での個展(2019秋)で初めて発表された芸術家ポートレートシリーズ。等身大以上の鉛筆画から各芸術家の肉声までも聞こえてきそうな迫力を感じました。
高木芸術は、アウグスト・ザンダー、ベッヒャー夫妻、トーマス・ルフらの即物的写真表現への共鳴がベースにありますが、驚異の細密描写で彼らの表現をも乗り越えようとしています。
人物から花々まで生きとし生けるものたちへの深い愛情と洞察から生まれる油彩、鉛筆、ペンによる生命感に満ちた瑞々しい作品は日本でも多くのファンの心を掴んでいます。

「華」
40x38cm Oil on canvas 2019

「フローティングローズ」

28×35cm Oil on canvas 2019

「マルクス・リュパーツⅡ」

158×144cm 鉛筆・画用紙

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