主旨
江戸時代、浮世絵が庶民の楽しみとして流行しましたが、なかでも同時代の生命の息吹を描いた春画は、粋でユーモラスな“笑い絵”として男女問わず特に親しまれていたそうです。
春画はいま世界的に再評価の気運が高まっています。
2013年大英博物館、15年永青文庫での「春画展」が大きな話題になり、同年永井画廊でも「銀座『春画』展」(監修:石上阿希/協力:浦上蒼穹堂)を開催、ご好評を頂きました。
このたび春画に熱い思いを持つ3名の女性画家による初めての当代春画展を企画しました。誰もが楽しめる春画を残された浮世絵師たちに敬意を表しながら、現代の瑞々しい感性から生まれる小粋な春画の競艶を、おおらかな春の気分でお楽しみ頂ければ幸いです。
永井龍之介
-What's Shunga?-銀座「春画」展(2015年開催)
Ginza Shunga Exhibition

【監修】 国際日本文化研究センター特任助教 石上阿希
2015.9.20[Sun]-12.23[Wed]11:00-18:00
東銀座 永井画廊4.5.8F