Exhibition

展示会

-『塔本シスコ 絵と絵と絵の人生』 出版記念-
生誕111年 塔本シスコ展

会期

■2024年2月14日(水)~3月7日(木) 10:00~18:00 日曜休廊

協力

ギャルリー宮脇

開催イベント

YouTube 「鑑定士永井龍之介のアート探求サロン」
対談: 福迫弥麻(シスコの孫 評伝の著者)・永井龍之介
配信日時:2月16日(金)前編 /2月23日(金)後編 いずれも18時~

主旨

 塔本シスコは53歳で独学で絵を始め、91歳で亡くなるまで幼少期故郷の思い出、家族との生活、 花々や生き物たちなどを見て感じたままの絵を自由に生き生きと絵日記のように描き続けました。
 無作為、無技巧、てらいのない純粋無垢な絵画は、ルソー、ピカソ、山下清らと共に展示されるなど 評価され、多くのファンの心を掴んでいます。
 弊廊では2015年に没後10年展を開催して以来の個展です。貴重な展覧会多くの皆様にご覧頂きたくご案内いたします。

永井龍之介

展示作品

約30点

作家プロフィール

塔本シスコ

( Shisuko Tomoto )

1913
熊本県八代郡生まれ
    
養父・傳八から、若い頃のサンフランシスコ行きの夢を託し、「シスコ」と名付けられる
1922
豊川尋常小学校4年で退学
1933
塔本末蔵と結婚
1959
末蔵、牧尾ダムにて事故に巻き込まれ殉職 シスコ失意の日々を送る
1961
脳溢血で倒れ、左半身に麻痺が残る リハビリを兼ねて石を彫り始める
1966
長男賢一が描いていたキャンバスの絵具を削ぎ落とし、家に残された画材で初めて油絵を描く
1967
第22回熊日総合美術展に「秋の庭」(100号)出品
1969-74
具現美術協会展に出品
1992
初の画集「塔本シスコはキャンバスを耕す」(私家版)出版
1994
滋賀県八日市文化芸術会館、長野県ハーモ美術館
1995
熊本県立美術館分館
2001
滋賀県水口文化芸術会館
    
貧血で倒れ、認知症発症
2002
福岡市美術館グループ展 (ルソー、ピカソ、岡本太郎、山下清ら)
2005
逝去 享年91歳
      
大阪府現代美術センターで遺作展
      
没後、「三人のグランマ展 モーゼス、丸木スマ、塔本シスコ展」 (ハーモ美術館)
「アンリ・ルソーから始まる素朴派とアウトサイダーの世界」 (世田谷美術館)等、世界的画家たちと並ぶ評価で度々展示される
2021-2022
巡回展「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない!人生絵日記」(世田谷美術館、熊本市現代美術館、岐阜県美術館、滋賀県立美術館)

「丸山明宏」 6F 油彩・段ボール 2002年

「雨の庭」 50F 油彩・キャンバス 2003年

「秋の夜」 60F 油彩・キャンバス 1970年

「ミイチャンヨ」 15F 油彩・キャンバス 2002年

「ブルモス、玉子をよくうんでいました」 8F 油彩・キャンバス 1999年

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