髙田保雄の蕪村展


  • 「北寿老仙をいたむ」 油彩・キャンバス 20号

  • 6月「愁ひつゝ 岡にのぼれば 花いばら」F20

  • 11月「さびしさの うれしくも有 秋の暮」F20

  • 「花」 油彩 3号

  • 「花」 油彩 M6

会期

2017年10月4日(水)-21日(土)  11:00~19:00 日曜・祝日休廊

< イベント10月7日(土) [予約制 会費 ¥2,000 定員50名] >
日時 10月7日(土) 
行程 ◆トークショー 15:00~16:00
 髙田先子(髙田夫人)
 猿渡紀代子(大仏次郎記念館特任研究員 公益財団法人三渓園保勝会副理事長)
 司会:永井龍之介
◆レセプション16:00~18:00
会費 ¥2,000 予約制
定員 50名
お申込み

※事前予約制 TELまたは、メール・FAXからお申込みください。
メール・FAXからお申込みの場合、お名前・ご連絡先・参加人数をご明記の上、お送りください。

TEL 03-5545-5160
FAX 03-5545-5180
E-mail info@nagai-garou.com

主旨

・・・芸術は人間の孤独の表現をする事にあるのは間違いない。
名作は常に深い孤独がある。観る人、読む人、聞く人は、深い憂愁に向き合う時、感動すると思う。
絵はどう画くかではなく、何故画くかという事が大切だ。技術だけではなく精神がなくてはいけない。芸術は凡てそうでなくては駄目だ。
蕪村の俳句に何度も孤独な魂に出会う時があった。それが私を引き付けた様だ。・・・

「蕪村の句を絵にした事」髙田保雄
より抜粋

与謝蕪村の句「愁ひつゝ 岡にのぼれば 花いばら」に大正ロマンやミラボウの詩にも通じる
メランコリックな風を感じ、以来国も時代も越えた蕪村の感性に触発され、蕪村の30の句をもとにそれぞれ絵にした作品30点を残されました。
今回はそのなかから季節ごと、月毎の句から絵にした作品14点を本邦初公開。
合わせて「花」の小品8点、計22点の展覧です。

< 本邦初公開作品 >

髙田先生は、簡潔な構図、緊張感ある時空間表現で、凛としたたたずまいがある“花”、空気感、臨場感にあふれた“風景”、など清澄で品格ある絵画を描き続けてきました。それは、卓越した技量だけではなく、自己の孤独と厳しく真摯に向き合う長く深い経験から生み出された、静かで清らかな熟成された美の世界であり、古今東西の名画にも通じます。

略歴

髙田保雄氏HPはこちらから

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